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いつも心にデカダンを。

【日記】2016年7月25日

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(Songjiang, Shanghai 2012)

 

予想どおりのマニック・マンデー。休日のまぶしさから立ち直れないでいる。小学生か。

というのも先週の土曜、とあるジャズ喫茶で、この夜だけは昭和歌謡のレコードをリクエストして都内屈指のオーディオセットで聴けるという催しがあった。そこで私は大滝詠一『君は天然色』とYMOの『以心電信』をリクエストしたのだけど、大滝詠一がほんとうにいけなかった。完璧すぎた。

それから一夜明けても、青い空も眩しい日差しも、反対に曇りがちでも、人ごみでも路地裏でも、いつでもあの透明な声が聴こえてくるしくなった。かつて友人が恋人と別れ故郷に戻ったとき、久しぶりの電話で「今でもね、車の中で『君は天然色』なんか聴くとわあわあ泣いちゃうよ」って言ってた意味が初めて分かった。

曲自体は初めて聴いたわけでもないのに、どういうわけだかどうしようもなく堪えた。いまは付き合いの長いパートナーもいるし、悩み事も大してない。それでもこの曲が人に思い起こさせるのは、その歌詞の通り、それぞれが持つ過ぎた日の眩しすぎる思い出、感触、光とまなざしなのだろう。

しばらくは思い出したままでいると思うと、少し気が滅入った。それでも、また明日聴いちゃうな、こりゃ。

※写真と本文は直接関係ありません。

A LONG VACATION

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