【日記】2016年9月14日
(Higashi-shinjuku,2016)
8月最後の更新からあっという間に時が過ぎ、気づけば夏も終わりの今日この頃。
何してたんだっけ…と思うと、意外といろいろやっていた。
・帰省(基本おさんどん)
・仕事のちょっと大きいヤマ
・ホロコーストおよびポーランド研究にいよいよはまる
とくに一番最後のウェイトが大きく、『カティンの森』について書こうとしながら『SHOAH』(近日記事公開)を何度も観たりしていると、ホロコーストについてはもちろん、第二次大戦中~冷戦までのヨーロッパについての知識が圧倒的に足りないと感じて、ひたすら調べものと読書をした。
このブログでやっている企画の当初の意図はシンプルで、2年前のアウシュヴィッツ訪問を含めたヨーロッパ~アジア旅行記を、関連する諸作品も交え、できることなら日本の終戦記念日に合わせて公開するというものだった。それが進めていくうちにポーランドの不遇の歴史、ユダヤ史、戦後ナチス・ドイツをめぐる裁判記録なども気になって、このままじゃ書けない、書いてはいけないと思うようになる。かくして、大学受験では弱点でさえあった世界史の再学習に取り掛かる羽目になってしまった。
人を啓発できるような高邁な意図も内容もとても持ち合わせてはいないけど、少しでも人の目にとまれば、関心を持ってもらえればと思って始めたはずのこの企画。結局、書き手の自分に最もためになっているようだ(笑)。
まだまだ研究は続くし、なによりポーランドには必ずもう一度行くと決めた。