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いつも心にデカダンを。

【夢日記】2016年10月20日

国内の緑豊かな行楽地に来ている。本当はチュニジアに行くはずだったのだが・・・

早速焼肉レストランを見つけたので一人焼肉だ!と入ってみると、思いのほか肉の量が多くちょっとためらう。一度保留にして、荷物を預けるだけにした。

奥に進むと、ぶら下がった小舟に子供が乗って遊んでいる。そのうちの一人が変わった形の櫂を川に落としてしまい、泣いていた。

川に入って取ってやれるか、川岸の平らな岩のうえで思いあぐねた。しかし他の人がさっと入って櫂を取り、子供に渡してやった。私も思い切って川に入ると、その辺りはごく浅い。ふくらはぎが浸かる程度で、気づくと子供たちも遊んでいる。川の水は非常に澄んで美しく、赤い魚(鯉だろうか?)や熱帯にいるような鮮やかな青の魚が泳ぎ回り、一方で明らかに人工と思われる有機物も川底に見えた。

緑と水が気持ちよく、川沿いに海の方へ向かって歩いていたところ、突如として津波のしるしがあらわれた。水平線に積乱雲のような塊が四角柱の形をして盛り上がっては消え、盛り上がってはまた消えるのである。

こうしてはいられないので一目散に駆け出すと、行きには無かった道を通っている。住宅と思われる建物が折り重なった細い路地(せいぜい幅80cm)を、体をかがめながら逃げているのだ。途中黒い犬が2匹路地を邪魔しており、1匹は飛び越えたものの、2匹目のとき、後ろをついてきた女の子が「犬が怖くて通れない」と泣く。犬をあやして抱き上げて、女の子が通れるようにした。女の子は赤いボーダーの長袖の服をきており、可愛かった。

道を進みながら、「これだけ逃げて最後は行き止まりだったら報われないな」と考えている。それでも道は一つしかないので、とにかく進む。

結果として津波の被害は免れたので、サービスセンターで元彼(ここではまだつきあっている設定)と親友と落ち合った。親友が持ってきた紙箱を不注意で壊してしまったが、無事直せた。荷物を焼肉レストランに預けたことを元彼に伝えると、「もうそれは取り戻せないかもね」と言う。おかしなことに、津波が来たときレストランは敷地の入り口付近ではなくもっと奥、海側に移動していたのだ。

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親友と別れ元彼と家に戻ると、廊下の左手から声が聞こえる。ガラスの引き戸をひくと祖母と思われる老婆(実際の祖母ではない)が寝ており、しきりに私に「あとでね」「あとでね」と繰り返す。

彼女に「明日たくさんお話しようね」と言って額を撫でて、引き戸をそっと閉めた。右側の部屋にいるはずの両親は起きていないようだ。暗い廊下を元彼と二人で進む。