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いつも心にデカダンを。

【日記】2016年7月21日

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昨日から掲載を始めた、アウシュヴィッツをめぐる旅行記。ほぼ2年前のこともあってか、鮮烈に覚えているところと曖昧なところが入り混じっている。そこへ『夜と霧』の原作(ヴィクトール・E・フランクル)を読んだりすると、記憶がよみがえったり拡がったり、覚えていたことも印象が変わったり。そして、それらも結局「印象」に過ぎないという自分の「感想」を、じぶんの外側から、存外穏やかに眺めている。忘れただけだろ!って言われると全否定はできないけれど、どうしても書きたいこともしっかりある。ちゃんとたたいて伸ばして、調えなくちゃ。

写真は現地で買った日本語版のパンフレット。右下はガイドの言語ごとに色が変わる見学者ステッカー。別にいつも英語=緑ってわけでもないみたいだった。