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いつも心にデカダンを。

【日記】2017年5月27日

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(Shinjuku, Japan 2017)

今日もせっせと引きこもり。洟たれなので、食べ物の味も分からない。参った。

『ヒロシマ・モナムール』の記事のため調べものをして、主演エマニュエル・リヴァが今年始めに亡くなったことを知った。遺作となったハネケの『愛、アムール』(2012)も観られていないのに、ほんとに、のろのろやっているとどんどん取り残されていくなぁ。

しかも、彼女は私が長年探していた映画『テレーズ・デスケルウ』(1962)のヒロインだった。

過去の言及記事:

kojimat.hatenablog.com

ここにも書いた通り、フィリップ・ノワレ(『ニューシネマ・パラダイス』(1988)で有名)が共演者である事は分かってたけれど、肝心の主演女優についてすっかり失念していた(カトリーヌ・ドヌーヴだとさえ考えていた)。何しろ日本未公開作で、国内にはほとんど情報がない。

が、何のことはない、さっさと製作国フランスでググればよかったのである。

Amazon.frでちゃんとDVDも買える。しかもなんか安い。日本にも送れるとのこと(画像下線)で、よかったよかった。

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このように、本国だと主演のリヴァよりフィリップ・ノワレの名前が先に出てくる。こういう感じで日本でも彼をキーにすぐ答えが出ると思っていたので、短気な私は途方に暮れそのままにしてしまったのだった。

しかし、国内でも二人についてのWikipediaの記事を読むとちゃんと出演作の中にリストアップされている。一体どういう見落としを今までしていたのか。とにかく念願叶ってリヴァ=ノワレ版を観られそうだ。

原作はこちら。 

テレーズ・デスケルウ (講談社文芸文庫)

テレーズ・デスケルウ (講談社文芸文庫)

 

 最近オドレイ・トトゥ主演で製作されたもの。どちらかというとテレーズは金髪のイメージなんだけど、フランス映画祭2013での紹介を読むと悪くなさそう。

テレーズの罪 [DVD]

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