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いつも心にデカダンを。

【日記】2017年6月11日

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(Kasai, Tokyo 2017)

水曜日のル・シネマもすごかった。私が観た『ブエノスアイレス』夜の回はもちろん、翌日の『花様年華』も完売という盛況ぶり。オンラインでのチケット購入が定着しているのだろうか、さすがに全員窓口で翌日以降のチケットを買うということは考えづらい(他作品の鑑賞ついでとかもあり得るけど)。実際私も、ほとんどの鑑賞分をオンラインで買っている。メリットは自分の好きな席が確保できること、デメリットは払い戻しが一切不可であることだろうか。知らない街の映画館にふらっと入るのは非常に映画的でよろしいけれど、特に夜の回は、仕事を大急ぎで終えて向かった映画館でがっかりするようなことは避けたい。

そんなこんなでか、Bunkamura ル・シネマでのウォン・カーウァイ特集上映は来週末からアンコール開催が決定したようだ。

過去記事にも追記しました:

kojimat.hatenablog.com

ついでに『欲望の翼』とか『2046』『グランド・マスター』もやってくれたらありがたいんだけど。あと『楽園の瑕 完全版』とか…

『ブエノスアイレス』はこんなに大好きなのに初スクリーンなので、下手したら一時的に発狂したり、それは大げさでも極度に不安定な状態になってしまうのかと思っていたら、実際はその逆でものすごく冷静に観られたーーそれでも、ラストはやっぱりグッと来たけど。他の映画と違ってエンドロールになってもほとんど席を立つ人がいなかったんだけど、あんな終わり方されたら立てないやね。 

さて今週は、ずっと後回しにしているエドワード・ヤン『台北ストーリー』@ユーロ・スペース。先月から週1ペースで映画館に行ってるけど、新作は何一つ観ていない。『残像』は早めに行かないと。